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HL1-TFC汎用スプレーロゴ解説所


現在、Team Fortress Classicのスプレーの製作方法を記しているサイトが軒並み潰れてしまっている為、備忘録的に書き記しておきます。
Team Fortress 2 及びその他Sourceエンジン搭載ゲームのスプレーの作り方はそっちのページに詳しく書いてあります。
ターゲットを画像編集の中〜上級者に絞り、最低限の手順しか触れませんので、ノークレームでお願いします。
恐らくDeathmatch-Classic、Counter-Strike、Day of Defeat、その他Half-LifeのMODでも使う事は出来るものと思いますが…確証は出来ません。
ここでは旧版(Sierra社から発売されていた、マルチ対戦にWorld Opponent Networkを使うタイプの古いバージョン)はサポート外とし、
現行のSteam版のものに使う事を前提として作り方を記しておいてあります。ただ、作り方自体には大した違いはありません。


用意するもの

 画像を拡大縮小・加工するソフト
   何でもいいです。使い慣れているものを使ってください。
   正直言って使える画像のサイズが小さすぎる上に、OpenGLやD3Dを使う場合フィルタをかける関係上、文字を入れてもほとんど読めないと思った方がいいです。
   なのでアニメ系の萌え画像か一発ギャグ系のお笑い画像くらいしか使えないのでは、と思います。

 画像を背景透過するソフト
   ドローツールなら何でもいいです。「Pixia」や「Pictbear」あたりが定番でしょうか。背景透過しないのであれば、必要ありません。

 画像を減色するソフト
   「Padie」や「D-Pixed」がおすすめです。後述の変換ツールの種類によっては、必要ない事もあります。

 パレットを編集するソフト
   「D-Pixed」や「EDGE」等がベターでしょう。ほとんどは減色ツールをそのまま転用出来ます。

 TF2に設定出来る形式のファイルに変換するソフト
   「Half-Life Logo Creater(以下HLC)」「Wally」「Half-Life Tag Converter(以下HTC)」「Decal Converter(以下DC)」「Autowad」のいずれかを使います。
   これらのツールの開発は事実上終了しており、公式サイトのサポートも受けられない状態です。
   ここでは、Wallyを使った設定方法を記しておきます。他のツールを使った方法はまた後日に。

変換ツールのインストール

現在、どのツールも既に公式サイト自体が存在しないようです。
以下に転載しておきましたので、ここからダウンロードして下さい。サポートもう終わってるなら転載しても文句言われないよね?

HLC Wally HTC DC Autowad


スプレーの基本

用意する画像は基本的に何でもいいですが、加工の際に次の条件を満たすようにしましょう。

 画像の縦および横が16の倍数で、縦と横の積が12288未満になるようにする事
   一覧表を記しましたので、緑色の組み合わせに収まるようにして下さい。

pixels

16 32 48 64 80 96 112 128 144 160 176 192 208 224 240 256
16 256 512 768 1024 1280 1536 1792 2048 2304 2560 2816 3072 3328 3584 3840 4096*
32 512 1024 1536 2048 2560 3072 3584 4096 4608 5120 5632 6144 6656 7168 7680 8192*
48 768 1536 2304 3072 3840 4608 5376 6144 6912 7680 8448 9216 9984 10752 11520 12288
64 1024 2048 3072 4096 5120 6144 7168 8192 9216 10240 11264 12288 13312 14336 15360 16384
80 1280 2560 3840 5120 6400 7680 8960 10240 11520 12800 14080 15360 16640 17920 19200 20480
96 1536 3072 4608 6144 7680 9216 10752 12288 13824 15360 16896 18432 19968 21504 23040 24576
112 1792 3584 5376 7168 8960 10752 12544 14336 16128 17920 19712 21504 23296 25088 26880 28672
128 2048 4096 6144 8192 10240 12288 14336 16384 18432 20480 22528 24576 26624 28672 30720 32768
144 2304 4608 6912 9216 11520 13824 16128 18432 20736 23040 25344 27648 29952 32256 34560 36864
160 2560 5120 7680 10240 12800 15360 17920 20480 23040 25600 28160 30720 33280 35840 38400 40960
176 2816 5632 8448 11264 14080 16896 19712 22528 25344 28160 30976 33792 36608 39424 42240 45056
192 3072 6144 9216 12288 15360 18432 21504 24576 27648 30720 33792 36864 39936 43008 46080 49152
208 3328 6656 9984 13312 16640 19968 23296 26624 29952 33280 36608 39936 43264 46592 49920 53248
224 3584 7168 10752 14336 17920 21504 25088 28672 32256 35840 39424 43008 46592 50176 53760 57344
240 3840 7680 11520 15360 19200 23040 26880 30720 34560 38400 42240 46080 49920 53760 57600 61440
256 4096* 8192* 12288 16384 20480 24576 28672 32768 36864 40960 45056 49152 53248 57344 61440 65536

 インデックスカラー(8bit/256色)のBMP画像である事
   フルカラー専用のドローツールではパレットを操作できない為、作業に向きません。
   この条件がある為、フルカラーの画像をスプレーにしたい場合は、必ず減色が出来るツールが必要になります。
   フルカラーの画像を加工してスプレーを作るのでなければ、最初から256色以下に特化したツールを使うのがおすすめです。

 パレットの一番最後(256番目)の色がBLUE(R0、G0、B255)である事
   どうやら、最後の色がBLUEになっている場合に限り、その色になっている部分が透過扱いになり、
   さらに他の色が非透過扱いになるようです。そうでない場合は、後述のように全ての色が半透過扱いになります。


画像ファイルを作る
細かい手順は省略します。TF2のスプレーの作り方を参考にして下さい。

 スプレーアートのようなロゴとポスターのようなロゴの違い
 
  ↑こんな感じです。

  全盛期当時は一発ギャグの画像をそのまま貼り付けられる!と言う事でポスターのタイプが主流であり
  スプレーアートのタイプを作る人はほとんどいませんでした…と言うより、作る方法が私の知る限りでは
  どこにも掲載されておらず、一般のユーザーには存在すら知られていなかったようです。
  以下の製作方法も、元々は私がポスタータイプを作る過程で失敗する原因を突き止めた副産物として発見したものです。
  HL2以降のスプレーは逆にデフォルトがポスタータイプになっている為、今からHL1のMODをやるのであれば
  逆にスプレーアートのタイプを作るのもオツなものかも知れませんよ。

 色付きの一枚絵をそのまま貼り付ける
   縦及び横のサイズを上記の条件の通りにします。
   色数を256色以下にします。
   必要であれば、パレットを調整して背景色(必ずしもその色を使用している必要は無い)あるいは256番目の色をBLUEにしておきます。

 ↑D-Pixedでの例。

   8ビットBMP形式で保存します。

 スプレー缶で書いたようなロゴを貼り付ける(ポスター互換)
   縦及び横のサイズを上記の条件の通りにします。デフォルトのスプレーと同じ大きさにしたければ、64x64で(後述)。
   カラーをモノクロにします(多分この時点で256色以下になると思います)。
   さらにその絵に使われていない色をパレットの最後に持ってきて、
   その色をスプレー缶で使いたい色に変えます(オレンジのスプレーで描きたければ、例えばR255、G128、B0にする)。
   このパレットは画像上の色とは関係なくパレットの絶対的な順番で塗料の濃度が決まるようになっていると推測される為、
   画像上での見え方と出力される結果に互換性のある、1ビットずつ黒から白になっていくパレットにする事をお勧めします。
   この場合、画像上では黒い壁に白いスプレーを噴いたようなイメージになります。もし、上手く出来ないと言う場合には
   後述のシステム互換方式と共用をしないのであれば逆のパターン(白から黒になる、白地に黒のパターン)の方が見やすく出来ますから
   そちらのやり方でも特に問題は無いでしょう。また、スプレーの濃度の最大の絶対値が薄く、なおかつパレットの最後に
   設定する色も薄い場合スプレーが見えにくく(酷いとほとんど透明に)なったりしますので注意して下さい。
   完成したら、8ビットBMP形式で保存します。

 
 
 
 
 素材さえあればいくらでも作れるんだねぇうnうn みんなも作ってみるといいよぅ

 スプレー缶で書いたようなロゴを貼り付ける(システム互換)
   このやり方は上記のやり方とは違う方式で、本体へのプラグインとして使う方式の為に、上記2種のやり方とは基本的に共存が出来ません。
   また、WADファイルへのコンバートが必要ない為、下記の「WADファイルを作る」の作業が不要になります…が、ある意味更に面倒臭い作業かも知れません。
   詳細は特設ページを作りましたので、そちらへどうぞ。

 アニメーションする絵を貼り付ける
   需要が無く、仕様上最初の1回しか動かない(繰り返しアニメーションが出来ない)ので、紹介しません。

   


WADファイルを作る
TFCが読み込める形式のファイルにします。

 WallyでWADファイルを作る
   Wallyを起動します。
   「File」から「New」を選択します。
   「Type」を「Half-Life Package [wad3] (wad)」にし、「OK」を押します。
   「Package」から「Add Images...」を選択します。
   「Please select the source directory:」の欄で、保存したBMPのあるフォルダを指定します
   (この時、パスに日本語が混じっていると読み込めませんので、デスクトップに置くのはやめた方がいいです)。
   「Image Wildcards」の欄に、保存したBMPの名前を、拡張子込みで入力します
   (ワイルドカード指定なので、似たような名前のファイルがあるとそれも読み込んでしまうので、邪魔なファイルはどけて下さい)。
   「OK」を押します。「Conversion Summary」と言うウィンドウが出て「OK」が出たら成功です、「OK」を押して下さい。
   「Batch Conversion」のウィンドウを閉じます。
   「File」から「Save As...」を選択し、「tempdecal.wad」と名前をつけて保存します。

 ファイルを指定の場所に移す
   保存したWADファイルに、「読み込み専用」属性を付けておきます
   (しなくてもいいですが、本体設定をいじるとファイルが上書きされてしまうので、その度にやり直しになってしまいます)。
   TFCを通常インストールしている場合、「C:\Program Files\Steam\steamapps\(アカウント名)\team fortress classic\tfc_japanese」にWADファイルを移します
   (steamの言語指定が日本語ではない場合、他の言語名のフォルダに移す必要があります。
   ご存知の通りSven-Coop 4.0bにおいてはSteamの本体の言語設定が日本語の場合サーバーに入れない不具合がある為に
   皆さんは大体英語設定にして起動していると思いますので、その場合は「svencoop_japanese」ではなく「SvenCoop」フォルダに置いて下さい。

   ゲームを開始し、壁に向かって「T」キーを押して、スプレーが表示されれば成功です。
   最初の1回は失敗する事が稀にあります。その場合は2回目からは正常に表示されます
   (サーバーによってはスプレーを禁止しているところもあるので、LANモードでサーバーを走らせながらやると確実です)。


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